【2021年版】YouTube動画編集で必要なパソコンスペック4つの条件

動画編集コラム

「動画編集をしてみたいけど、どのパソコンを買えばいいの?」

「安いパソコン買って後悔したくない」

「スペックが色々あってわからない」

「YouTubeに動画をアップロードしたいけどどれを選べばいいの?」

 

この記事ではそのような悩みを解決するために書きました。

 

僕自身で様々な情報を探して実際に購入し

動画編集スクール講師として実際に日々パソコンを動画編集で使用している経験から

これから動画編集を始める初心者におすすめするパソコンのスペックを紹介します。

 

この記事を読めばパソコン選びに失敗せずに

あなたの動画編集に最適なパソコンを購入することができます。

 

動画編集に必要なパソコンスペック4つの条件

動画編集において重要なパソコンスペックには4つの条件があり

以下は重要な条件から順に並べています。

予算の優先順位に迷ったら以下を参考にして予算配分していきましょう。

重要度 詳細
1位 CPU パソコンの「頭脳」部分
スペックが高いほどサクサク動く
2位 メモリ CPUが作業するときの「作業台」の広さ
容量が大きいほどCPUが作業しやすく
複数のソフトを同時に作業できる。
3位 ストレージ データの保存容量
4位 グラフィックボード グラフィックボードはCPUの汎用的な処理に対して
主に映像処理を得意とした部分

 

それでは早速結論ですが

YouTubeに上がっているような「カット・テロップ・BGM・SE・色補正」などの

フルHD動画の基本的な編集をするようでしたら以下の表の

「②フルHDの動画をサクサク編集したい人向け」の動画編集スペックがおすすめです。

① とりあえず動画編集をはじめてみたい人向け(Adobe最低スペック)
CPU メモリ ストレージ グラフィックボード
Core i5~ 8GB~ HDD 500GB~ 4GB相当~
② <おすすめ>フルHDの動画をサクサク編集したい人向け
CPU メモリ ストレージ グラフィックボード
Core i7~ 16GB~ HDD/SSD 500GB~1TB 6GB相当~
③ 3D・アニメーション・4Kなど高度な動画編集をしたい人向け
CPU メモリ ストレージ グラフィックボード
Core i9 32GB HDD/SSD 1TB~ 8GB相当

※「Adobe Premiere Pro公式サイトの推奨スペックを参考にしています」

 

尺の短い動画でカットやテロップなどの簡単な作業でしたら

最低限のスペックでも動画編集はできますが

YouTubeに上がっているような10分程度の基本的な動画編集作業を行う場合だと

パソコンが重たく作業しづらく感じます。

 

なので本格的にYouTubeに動画をアップしたい人は

余裕をもって「フルHDの動画をサクサク編集したい人」向けのパソコンスペックを選ぶのが無難です。

 

3D・アニメーション・4Kなどはデータ容量がとても大きく

編集作業にもハイスペックな機能が求められます。

 

それぞれも目的に合わせて適切なパソコンスペックを選ぶようにしましょう。

 

それでは各スペックの詳細について見ていきます。

  1. CPU
  2. メモリ
  3. ストレージ
  4. グラフィックボード

 

 

① CPU選びはフルHDを編集するならCorei7以上

CPUは「パソコンの頭脳」と言われ、性能が高いほど情報の処理速度が速くパソコンがサクサク動き

性能が低いとカクツキや最悪フリーズして動かなくなることが少なくなり

ストレスなくスムーズな編集をすることができます。

 

CPUの主要なメーカー2社

CPUの主なメーカーには2社あります。

会社名 シリーズ名
Intel Core i
AMD Ryzen

 

プロの使用率が国内でNo.1シェアの動画編集ソフト

「Premiere Pro」ではどちらのCPUメーカーも推奨されており

動画編集をする上で必要なスペックを満たしていればではどちらでも構いません。

 

CPUのスペックの見方

Intel社Core iシリーズのスペックの見方は以下の通りです。
※AMD社 / Ryzenシリーズも見方は基本的には同じです。

(例)  Core i7-10510U

 

上記の例の場合「i7」の部分がグレードを表しており

数字が大きくなるにつれて高性能なスペックになります。

 

フルHDををメインで作業する場合はCore i7

今後、4Kやアニメーションなど高度な編集をする予定であればCore i9

自身の使う頻度や用途に合わせて購入するようにしましょう。

 

僕もcorei7のパソコンを使用していますが

10分~20分程度のフルHDの動画編集でしたら問題なく作業できています。

用途別CPUの選び方
Core i5 動画編集をする上で満たしておきたい最低スペック
Core i7 フルHD映像にテロップや色調整などする場合
Core i9 メインで4K 映像やアニメーション

 

② フルHD編集の場合はメモリ16GBが推奨

PremiereProにおける必要なメモリ容量は最低16GBです 。

 

メモリとはCPUが計算したデータを一時的に保存しておく場所で

CPUが作業するための作業デスクのような物になります。

 

パソコンも見えないバックグラウンドで様々な作業を同時進行しており

動画編集も他のソフトと連携をしたりクライアント様からの指示書を見ながら作業をしたり

同時進行で作業を勧めなければいけません。

 

作業デスクが狭いとCPUの作業効率が悪くなり

パソコンの場合CPUの性能が高くてもメモリが原因で動画が遅くなってしまいます。

 

基本的にはCPUと同様に通常使用であれば16GBを使用して

4Kやアニメーションを製作する場合であれば32GBを選ぶようにしましょう。

用途別メモリの選び方
8GB 動画編集をする上で満たしておきたい最低スペック
16GB フルHDのYouTube動画編集
32GB メインで4K 映像やアニメーション

 

③ ストレージはSSDの500GB~1TBを推奨

ストレージとは製作したデータの保存場所のことです。

ストレージは種類と容量を選ぶ必要があるので順に説明させて頂きます。

 

ストレージの種類

ストレージの種類には大きく分けてHDDとSSDの2種類があります。

ストレージ種類 メリット デメリット
HDD SSDと比べると保存容量が大きく安価 衝撃に弱い
SSD 書き込み速度が非常に速い
衝撃に強い
HDDと比べると高価

 

作業する上で大きく違うのは読み書き速度です。

特に動画など容量の重いデータを書きだす時に僕の体感だと2倍近く速度が違います。

HDDで書き出し20分の動画がSSDだと10分程度で完了するという感じです。

実際にインバースネット社の調べでも2倍以上の結果が出ています。

 

また、パソコンの起動やデータ移動などその他の作業にも影響してくるので

予算が合えば、全体的な作業も快適になり衝撃に強いSSDがおすすめです。

 

容量

動画データは容量が大きくデータがすぐいっぱいになるのである程度余裕がある方がよく

ストレージの容量に関しては最低でも500GB以上で推奨は1TBです。

 

SSDはHDDと比べると衝撃に強くデータ処理の速度も2倍近くかかりますが

その分に高価になります。

 

最近ではコスパを良くするため

SSDとHDDどちらとも搭載されている「デュアルストレージ」というものもあります。

 

デュアルストレージにすることでメインの処理はSSDで快適に

編集し終えたデータは容量の大きいHDDに保存することで

SSDの金額は抑えつつHDDで容量の大きさは確保するといった

パソコンも販売されています。

 

ストレージに関しては容量が足らなくなっても後から

外付けのストレージやクラウドのストレージなど後から増量することがでるので

初めから無理に容量の大きすぎるストレージを選ばなくても大丈夫です。

 

④ グラフィックボードはエントリーモデル

グラフィックボードとはCPUの汎用的な情報処理に対して

3Dやゲームなど画像・映像処理にに特化した処理を得意としています。

 

動画編集だと編集したファイルを1つの動画データに書き出しするエンコードや

編集したデータをプレビュー画面に映像として反映するための処理をするレンダリング

3Dや高度なカラー調整などの際に影響してくるスペックとなります。

 

CPUの主なメーカーには2社あります。

会社名 シリーズ名
NVIDIA Gerforce
AMD Radeon

 

市場シェアや動画編集パソコンのエントリーモデルを見てもGerforceが多いので

初心者はGerforceのグラフィックボードを選んでおけば安心です。

 

フルHDなどの動画編集がメインであればAdobe社の推奨はビデオメモリ容量4GBなので

Gerforceだと「GTX 1650」以上で、予算に余裕があれば「GTX 1660」をおすすめします。

 

より高度なアニメーションや3D映像の編集を行うようであれば

「RTX 2070」などの8GBの容量をおすすめします。

用途別GPU選び方
4GB相当 動画編集をする上で満たしておきたい最低スペック
6GB相当 フルHDのYouTube動画編集
8GB相当 3Dやアニメーションを使用する方

 

Gerforceの性能や製品一覧は以下に記載しておきますのでご確認ください。

NVIDIA / Gerforce 一覧

出典:ドスパラ

 

スペック以外に決めるべき2つのこと

OSのWindowsとMacは好みで選ぶ

OS(オペレーティングシステム)とは

マウスやアプリなどを動作させる基本となるソフトウェアのことです。

 

主要なメーカーは「Windows」と「Mac」の2社になりますが

動画編集の作業に大きな差はありませんので操作性の好みや予算で選べば大丈夫です。

 

基本的なOSは2つで、それぞれの特徴を乗せておきますので参考にしてください。

 

Mac

  • 動画編集ソフト‎「iMovie」「Final Cut Pro」が使用出来る。
  • デザインがオシャレ。
  • iphoneとのデータ連携がしやすい。

 

 

Windows

  • Macと比較すると同等の性能でも安い。
  • 拡張性が高く後からパーツを取り換えることが可能。
  • パソコンの9割のシェアがあるので情報量が多く、不具合の際など情報が探しやすい。

 

基本的にはそれぞれのOSの特徴で選べば大丈夫ですが

WindowsとMacの大きな違いとしては価格です。

 

実際に動画編集に必要な性能のMacのパソコンに

自分好みに自由にパーツをカスタマイズして注文ができるWindowsのBTOパソコンで

同等の性能に合わせてみると8万円近くの金額差がでました。

  • Mac 249,800円(税別)
  • Windows 167,560(税別)

 

なので初心者で特にデザインなどにこだわりがなくFinal Cut Proの編集にこだわらなければ

Windowsがおすすめです。

 

パソコン形状は「ノートパソコン」と「デスクトップパソコン」を選ぶ

パソコンの形状には「ノートパソコン」と「デスクトップパソコン」の2種類あり

基本的には持ち運ぶ用途あればノートで持ち運ばなけばデスクトップを選べば大丈夫です。

 

ノートパソコンがおすすめの人

  • 外出先でお客様との商談の際などに必要な人
  • カフェなど出先の方が集中して仕事ができる人
  • 撮影後そのまま外出先で編集をする人

 

デスクトップパソコンがおすすめな人

  • 自宅で集中できるため外に出る必要がない
  • 編集メインで作業するため直接会ってのクライアントワークが無い方
  • 後にパーツを拡張したりする人

 

個人的に持ち運ぶ用途が無ければデスクトップをおすすめします。

 

なぜならデスクトップの方が動画編集のような長時間の作業に向いているからです。

僕自身、ノートだと形状の関係でモニターを上から覗き込む形になり

首が疲れて集中できないことが何度かありました。

 

また、動画編集においてはモニターが大きい方が作業効率が上がるので

その点でも個人的にはおすすめです。

 

動画編集におすすめのパソコン

Adobe社が公表しているフルHDの基準を満たしたエントリーパソコンを一部紹介します。

 

フルHDおすすめデスクトップパソコン

金額 113,980 円(+税)
CPU Core i7-10700
メモリ 16GB DDR4 SDRAM
ストレージ 512GB NVMe SSD / HDD 無し
グラフィックボード GeForce GTX 1660 SUPER 6GB GDDR6

>>raytrek XT ドスパラ販売サイト

 

金額 129,800 円~(税別/OS搭載)
CPU インテル® Core™ i7-10700
メモリ 16GB DDR4 SDRAM
ストレージ M.2 SSD
256GB NVMe対応
ハードディスク
1TB
グラフィックボード GeForce® GTX 1660 SUPER™

>>DAIV Z5 mouse販売サイト

 

フルHDおすすめノートパソコン

金額 154,528 円(+税)
CPU Core i7-10875H
メモリ 32GB DDR4 SO-DIMM
ストレージ 1TB NVMe SSD / SSD追加 無し
グラフィックボード GeForce RTX 3060 6GB


>>aytrek R5-CA ドスパラ販売サイト

金額 129,800 円~(税別/OS搭載)
CPU インテル® Core™ i7-10700
メモリ 16GB DDR4 SDRAM
ストレージ M.2 SSD
256GB NVMe対応
ハードディスク
1TB
グラフィックボード GeForce® GTX 1660 SUPER™

>>DAIV 5N mouse販売サイト

 

おすすめのBTOパソコンショップ

BTOとは「Build To Order」の頭文字で受注生産という意味です。

注文を受けてから生産するのでパーツや保証などのサービスを自分好みにカスタマイズできます。

 

特徴としてはメーカーパソコンと比べると同性能でも価格が安く

サービスをカスタマイズできるのでBTOパソコンがおすすめです。

 

以下が人気BTOパソコンショップです。

メーカー 特徴
ドスパラ 業界最大規模を誇る人気のBTOパソコンメーカーです。

分割手数料無料キャンペーンを定期的に行っているので
支払いを一括にしたくない人にはおすすめです。

価格と品質のコスパがよく迷ったらドスパラを選ぶのがおすすめです。

マウスコンピューター 最近宣伝に有名人やアイドルを起用するなどして知名度が向上している
BTOパソコンメーカーです。コスパがよく、365日24時間体制の電話サポートと
LINEサポートがあり購入後も安心です。
パソコン工房 パソコン工房は人気のBTOパソコンショップの一つで

最新パーツ搭載の製品をいち早く販売しているメーカーで
最安値の製品も多く取り扱いがあるのでおすすめです。

24時間365日体制の電話サポートもあるのでBTOパソコン初心者にもおすすめです。

 

BTOパソコンの購入の流れ

①各BTOのパソコンショップの「クリエイター向け」「動画編集者向け」のカテゴリを選ぶ

②その中から元となる機種を選ぶ

③サービス詳細を変更して購入します。

 

最後に

フルHD 動画編集パソコン推奨スペック
OS Windows・Mac
PC形状 デスクトップ・ノート
CPU Core i7以上
メモリ 16GB以上
ストレージ HDD/SSD 500GB~1TB 以上
グラボ 6GB相当以上

動画編集におすすめのパソコンスペックは上記の通りです。

 

これから動画編集を行うにあたってパソコンの購入を検討している方は

以上を参考にして頂ければ動画編集に最適なパソコン選びが可能となります。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。